ライフラインチャートとは?書き方と研修での使い方
ライフラインチャートは、生まれてから現在までの気持ちの浮き沈みを1本の線で表した図です。キャリア研修や自己分析のワークでよく使われ、人生曲線、人生グラフ、モチベーショングラフとも呼ばれます。この記事では、ひとりで描く方法と、研修やチームでのワークとして使う方法を紹介します。
ライフラインチャートとは
横軸に時間、縦軸に満足度や充実度をとり、人生の出来事ごとに気持ちが上がったか下がったかを線で表します。上に行くほど充実していた時期、下に行くほどつらかった時期です。
名前はいくつかありますが、中身はほぼ同じです。キャリア研修では「ライフラインチャート」、就職活動では「モチベーショングラフ」、一般には「人生グラフ」や「人生曲線」と呼ばれることが多いようです。
ライフラインチャートの書き方
ひとりで描くときは、次の順番で進めると迷いません。
- 横軸に、生まれたときから現在までの時間を書く(年齢でも西暦でも可)
- 縦軸の真ん中を「ふつう」とし、上をプラス、下をマイナスにする
- 人生の節目になった出来事を、横軸の上に書き出す
- 出来事ごとに、そのときの気持ちの高さに点を打つ
- 点をなめらかな線でつなぎ、山と谷に短い説明を添える
うまく描くための3つのコツ
1つ目は、他人と比べないことです。高さはその時期の自分の感覚で決めてください。
2つ目は、出来事だけでなく気持ちを書くことです。「転勤」だけでなく「知らない土地で不安だった」「新しい仲間ができてうれしかった」まで書くと、あとで振り返るときの手がかりになります。
3つ目は、完璧を目指さないことです。思い出せない時期は、学年や住んでいた場所を手がかりに大まかな高さで構いません。
研修やチームのワークでの進め方
キャリア研修やチームビルディングでライフラインチャートを使うときは、描く時間と話す時間を分けるのが基本です。次は60分ほどのワークの一例です。
- 説明(5分):目的と描き方、話したくないことは話さなくてよいことを伝える
- 個人ワーク(20分):各自でチャートを描き、山と谷に説明を添える
- ペアまたは少人数での共有(25分):1人5分程度で、山と谷を1つずつ紹介する
- 全体の振り返り(10分):気づいたことを共有する
研修で気をつけたいこと
ライフラインチャートは、人によってはつらい記憶に触れる作業です。共有は「話せる範囲で」を前提にし、谷の理由は書かなくても良いことを最初に伝えておきましょう。描いたチャートを回収したり、評価に使ったりしないことも、安心して取り組んでもらうために大切です。
描いたあとの振り返りの質問
チャートを描いたら、次のような質問で振り返ると、自分の傾向が言葉になりやすくなります。
- 山の時期に共通していることは何か
- 谷から上向いたきっかけは何だったか
- これからの数年で、どんな山を作りたいか
- 今の自分は、チャートのどのあたりにいると感じるか
紙に描くか、ツールで作るか
研修では紙とペンが手軽ですが、あとから見返したり更新したりするならデジタルで作るのも便利です。Life Stock のモチベーショングラフ作成ツールなら、登録なしで時期ごとの点数を入れるだけでグラフにでき、画像で保存したり印刷したりできます。手書き用の白紙テンプレートも保存できるので、研修の配布資料にも使えます。