受験勉強のやる気が続かないときに|モチベーショングラフで波をつかむ方法
受験勉強は長期戦です。毎日同じやる気で机に向かえる人はほとんどいません。大切なのは、やる気の波をなくすことではなく、自分の波の形を知って、下がったときに早く戻れるようにすることです。そのために役立つのが、やる気の上がり下がりを線で表すモチベーショングラフです。
やる気に波があるのはふつうのこと
模試の結果が良かった週はやる気が上がり、思うように点が取れなかった週は下がる。部活の引退直後や長い休みの前後にも、気持ちは大きく動きます。これはやる気が足りないからではなく、誰にでも起きる自然な変化です。
困るのは、下がっている時期を「自分はだめだ」と一色に感じてしまうことです。グラフにして眺めると、下がった時期のあとにはたいてい持ち直した時期があることに気づけます。
モチベーショングラフの作り方(受験生版)
受験勉強のグラフは、人生全体ではなく、受験を意識し始めてからの期間で作ると使いやすくなります。
- 横軸を週ごと、または月ごとに区切る(高3の4月から今まで、など)
- それぞれの期間のやる気を0〜100点で付ける。50点が「ふつうに勉強できた」
- 模試、定期テスト、部活の引退、学校行事など、その時期の出来事を書き込む
- 特に高い時期と低い時期に、理由を一言ずつ添える
グラフから分かる自分のパターン
何週間分か並べると、多くの人に共通のパターンが見えてきます。たとえば「模試の直後に下がり、1週間ほどで戻る」「目標の大学を見学した後は上がる」「長い休みの後半に下がる」などです。
下がるきっかけが分かれば、前もって手を打てます。模試の後は、復習する範囲を小さく決めておく。休みの後半には、友達と勉強する日を入れておく。上がるきっかけが分かれば、それを意識して増やせます。
やる気が下がったときにできること
グラフが下を向いているときは、次のような小さな工夫から始めてみてください。
- その日の目標を「問題集を2ページ」のように小さくする
- 睡眠時間を先に確保する(寝不足はやる気の低下に直結します)
- 勉強する場所や時間帯を変えてみる
- グラフの過去の山を見て、何がきっかけで上がったかを思い出す
- 先生や家族、友達に、今の状態を話してみる
総合型選抜や面接の準備にも使える
総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試の面接、志望理由書では、自分の経験を振り返って言葉にする力が求められます。受験勉強のグラフに、それまでの中学・高校生活のグラフをつなげると、自分がどんなときに力を発揮してきたかが見えてきます。
「苦手科目で伸び悩んだ時期に、勉強のやり方を変えて立て直した」といった谷からの回復の経験は、面接でよく聞かれる「困難を乗り越えた経験」の答えにそのまま使えます。
ひとりで抱え込まないで
やる気が出ない状態が何週間も続く、眠れない、食欲がないといった日が続くときは、勉強の問題ではなく、心や体が疲れているサインかもしれません。そんなときは無理に頑張ろうとせず、家族や担任の先生、学校のスクールカウンセラーなど、身近な大人に相談してください。
グラフを毎日の記録につなげる
Life Stock のモチベーショングラフ作成ツールなら、登録なしで期間ごとの点数を入れるだけでグラフにでき、画像で保存できます。毎日の調子を記録していきたい人は、Life Stock に登録すると、その日の記録で今日の値が動く株価チャートのような人生グラフを作れます。模試や合格発表も「出来事」として残しておけば、受験が終わったあとに自分のがんばりを振り返る記録になります。